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2020年01月16日 20時00分

セルフライナーノーツ公開

1st single「soda」発売から1か月が経ちました。沢山の方に聴いて頂け、本当に感謝しています。この機会にセルフライナーノーツを公開します!!

以下Vo.しゅんしー。、Ba.フクロウからのコメントです。


【1st single「soda」全体を通して】

本作品は全体を通して聴いたときに四季を感じ、情景が浮かぶよう意識して制作しました。「春風とともに」は冬の終わり、蒼のイメージ。「薄明、辿り」は秋の夕暮れ、紅のイメージ。これはリリースイベントの「蒼き日々、紅く燃ゆ」というタイトルに由来する処です。その両極端の感情の丁度ど真ん中に「soda」があると思っています。夏の終わり、橙のイメージ。秋に近いように感じられるかもしれないが、8月の終わりと10月では全く見える景色が違う、それと同じように込めた感情も全く違うものであると感じています。僕の両極端な感情を含めてど真ん中どストレートをフクロウが突いてくれたような感覚です。だから、あえてリード曲の「soda」はイベントタイトルには含めませんでした、聴いてもらえれば、ど真ん中どストレートが伝わると思っているから。歌詞を全て恋愛に乗せているのは、完全な僕の趣味趣向で(笑)源氏物語など日本の古典文学の多くが恋愛を題材にしているように、日本語の綺麗さや儚さを最も際立たせるのは恋愛表現だと捉えています。そのため、言葉に重きを置く日本語ロックをしている僕たちだからこそ、恋愛をベースに物語を描いています。単体ではなく、4曲を通して感じて頂ければ幸いです。

Vo.しゅんしー。


【春風とともに】

この曲は冬の終わりの曲。個人的に冬の冷たくて孤独な感じがあまり好きではなくて、春の暖かい風を待ちわびながら書いた曲。「いつかいつかって先の見えない未来に夢見て、願いを込める。いつになるのかも分からずに毎日毎日。そうしてまた今日が終わっていく。気づけば未来どころか、君も失っていて。今度は僕が、君と誓ったいつかを今日にして、春風に乗って君を迎えにいこう。」ストーリーとしてはこう。ただ、実は恋愛がテーマではなく、"君"というのは僕や僕たちを信じて待ってくれてた人たち。高校生の時にある夢を追いかけてて、そのときも待ってるからと言ってくれた人が沢山いて。でも結局夢破れて挫折して沢山の人を裏切った。音楽を始めたときも僕たちを信じて待っててくれる人がいて、でも自分達の力の無さで待ちきれずに去っていった人たちが沢山いた。その人たちを"君"に投影してこの物語を描きました。でも物語どうとかじゃなく、あなたが聴いたそのままを感じてくれれば幸いです。

Vo.しゅんしー。


【soda】


防波堤にうちつける波の音、天にまで届こうとそびえる山、それを嘲笑うかのように浮く大きな夏雲
全てを包み込む青々しい空
夕方になると見えている全てのものが橙に染まり、どこからかヒグラシの鳴き声が聞こえる
子供のころに見たその景色を私は今になっても思い出す

私の母親は長崎出身で毎年お盆になると長崎に帰省をする。おばあちゃんに会いに行くのだ。
おばあちゃんの家は小さな漁師町にあり、海・山・空・夜になると星が綺麗に見える。京都では全く見れない景色が見れる。
私はおばあちゃん家から見えるそれら全ての景色が大好きだった。
そして、年に一度しか会えないいとこに会うのも非常に楽しみだった。
皆でおばあちゃん家に集まり、美味しいご飯を食べ、花火をしたりトランプで遊んだり、海で泳いだり、釣りをしたり皆で
集まって遊ぶことが大好きだった。
しかし、大人になるにつれて集まりが悪くなってきた。仕方のないことだ。仕事があるから。
何より子供の頃に好きだった景色が昔とは違いあまり感動しなくなった。
あの時の純粋な気持ち、感動はどこにいったんだろう。大人になって色んな物を見てきただろうか。
悲しい
あの時のように皆で遊べたらあの時のように無邪気に好きな景色をあの頃のまま見られたらいいのに。
願っても戻ってはこない時の流れ。あの時の景色。
夏がまた私を不幸にさせるんだ。

『soda』は子供の頃に見た大好きな景色を曲に詰め込みました。青々しく晴れ渡る昼の顔とすべてを橙色に照らす夕方の顔。
その2つの顔を曲にしました。
歌詞はしゅんしー。に任せたのですが、彼は完璧な仕事をしてくれました。
過去から未来へ、未来から過去へ移動するワードワークが特徴です。
あなたにも子供の頃に好きだった物であったり、忘れられない景色であったり何でもいいです。きっとあると思います。
それを忘れないように無くさないように。
そして、子供の頃の自分と今の自分、失ったものも得たものも全て感じながら思い出しながら聴いて欲しいです。
これは夏の終わりの曲

Ba.フクロウ


フクロウが上記で彼なりのセルフライナーノーツで伝えてくれたように、この曲は彼が持ってきてくれた曲でした。サビのメロディも手は加えたものの、今の「soda」の雰囲気が伝わる素晴らしいものだったと思う。正直な話、初めて聴いたとき悔しかったのを鮮明に覚えている。当時の僕が表現しようとしていたものを完璧に体現していたから。ただ、圧倒的に"イケる"そう思えた曲だったので、チーム一丸となって曲に磨きをかけていった。僕としてはメロディラインと歌詞、言ってしまえば魂を吹き込む作業をする訳で、彼が描いた景色や想い、それを聴いたとき感じた僕が見た景色、それを忠実にパッケージする必要があった。そのため、彼が見た景色や想いを全て知りたくて、「soda」の舞台である長崎の写真など五感で感じられるものを全て伝えてもらった。その上で、自分たちらしいメロディや言葉を乗せていった。歌詞としては過去・現在・未来それぞれの時間軸で自分を回想する物語。時間軸が複雑に絡み合う構図であり、複数の捉え方が出来るように意識をした。本作品もあくまで恋愛のストーリーにこれまで話した内容を準えて描いている。単純に"君"が"君"ではなく、複数の人称で捉えられるように描いている。余談ではあるが、「soda」のメロディに関しては僕が他の曲で使おうとストックしていたメロディに少し手を加えて当てはめている部分がいくつかある。おかげさまで、当時作っていた曲はボツになった(笑)でも、それくらい全員がこの曲に賭けていたと思う。「soda」は確実に今までの集大成、これからの道標であると声を大にして言える。ただ、その分次に出す曲は必ずこれを上回るクオリティのものを作らなければいけない。期待していてほしいです。

Vo.しゅんしー。


【残響】

この曲に歌はなく、かといってインストバンドのような芸術的な要素がある訳ではないと思う。ただ、この曲は次に紹介する「薄明、辿り」という曲には必要不可欠なイントロのようなもの。「薄明、辿り」が完成したときに、この曲の持つポテンシャルを発揮するためには何かが必要だと感じ、みんなであーでもないこーでもないと言って作った曲。「薄明、辿り」を際立たせ、深みを持たせてくれるスパイスのような一曲。

Vo.しゅんしー。


【薄明、辿り】

まず、薄明というのは明かりが薄くなってきた頃、つまり夕暮れを意味する言葉であり、夕陽で真っ赤に染まった地元の宇治川堤防沿いを歩きながら作った曲。歩き慣れたその道は目まぐるしく動く日常から離れて1人になれる大好きな場所。ある日の夕暮れ、好きで始めた音楽が嫌いになりそうな忘れられないあの日を思い出しながらその道を歩いた。悔しさのあまり泣きながら歩いた景色を鮮明に覚えている。ふと、道端を見ると一輪の大きな花とその周りに小さな蕾があった。その中の一際小さくて弱々しくて、でもどこか強く逞しい蕾に、消えそうになっていた自分を投影して、ほんの一瞬の輝きにかけてみよう。そんな曲。最も泥臭い曲だからこそ、メロディワークはより綺麗さと切なさを意識しました。
メンバーそれぞれが自分の思う処を全てぶつけた作品です、まぁ言ってしまえば、めちゃめちゃ自己満足な一曲です(笑)

Vo.しゅんしー。

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